認知症など見た目の上では疾患が分かりづらい人を介護する家族のために作成した「介護マーク」
東京・練馬区などで使用を開始し、神奈川県・厚木市でも4月から使用を開始する介護マークは全国に広がりつつある。
静岡県では県のアンケート調査に対し約4割が「介護マークの意味を知っている」と回答した。
導入から10カ月たち、同県の県長寿政策課は「周知が進んでいる」と評価している。
介護マークは「介護中」という文字の下に「支え合い」を表した手のマークをあしらったカードで、介護中の人に首から下げてもらうもの。
妻の介護で女子トイレに一緒に入らなければならなかったり、女性用の下着を買いに行かなければならないなど、一見、健康そうに見える認知症の妻を介護する男性の悩みがきっかけで生まれた。
同県では厚生労働省に全国統一マークとするよう働きかけていると共に、介護マークの意味について県内10~80代の男女793人にインターネットを使ってアンケートを行った。
アンケートの結果、介護マークの意味を「知っている」と答えた人は256人で全体の40.1%。一方で「見たこともなく、意味も知らない」と答えた人は323人(50.6%)と約半数に上ったという。
また、介護マークを首にかけている人を見たら289人(45.3%)が「温かく見守る」と回答しており。
440人(69.0%)が「困っているようなら、助ける」とも答えた。
県にはこれまでに5道県9市町村から問い合わせが寄せられており、実際に一部の自治体で配布をはじめている。
インターネットでのダウンロードも視野にいれているが、悪用が心配なのでダウンロードは認めるべきではないとの声もあり当面の間、県内での配布は市役所などの窓口に限っているという。
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